野外で料理して思ったのは、やっぱり火力の無さ。
熱が鍋に当たらず無駄になっているさま。

その解決の一つが風防であったりするんだけど。

もう一つ、せっかく熱したけど、それはどんどん冷えていく事。
あれじゃ、キツイ。
鍋が薄いから仕方ないんだけど、もうちょっとどうにかしたい。

で、圧力鍋です。
といってもアウトドア用の圧力鍋なんてない。
まともに作ると重いし、なにより火力が安定しないので(何を火力にするかメーカーには想定できない)かなり危険。
メーカーが作ろうともしないのは納得だ。

なので、自作してみたいと思います。
モニタースタンドと同じく、時間かかりそうな気がします。アイディアの面で試行錯誤しそうだ。
でも、今度のはサイズが小さいので、試作が気兼ねなくやれそう。

目標として、一般の圧力鍋の性能は求めない。
そうですね。フタをするよりはましな程度で。
密封を程々にして、過剰な圧になる前に吹き出すことを前提に。
つまり、蓋に異彩を載せてみるよりはマシ程度で。
勿論圧力弁なんてものは装備しない。(ちょっとアイディアはあるんですけどね)

で。軽く試作です。ビニール紐と薄い木の板で。
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手持ちのコッフェルは縁がかなり厚い。そこを利用します。
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要するに縛り上げるわけですね。で、蓋の中央を持ち上げてテンションを掛ける。
蓋は鍋に密着する。圧力鍋です。
蓋には何の工夫もしてないので、高圧になる前に隙間から出て行くであろうという事で、安全管理。
ほんとに安全管理になるか(木が濡れて思った以上に密着するという事も有り得る)、
逆に抜けすぎて圧力釜にならない(その時は蓋をきちんと作る)かは今後のテストですね。
まぁ、イメージはこんなもので、形にしても問題はないことが確認できました。
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上の十字のヒモは掛けてあるだけで固定はしてないので、ずらして蓋を外せます。
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で。
あ?あれ?
さっそく大問題発生
縁にかけた紐が外せないじゃないか。取っ手が邪魔だ。
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 斜めにしてますが、本番はワイヤーだからこんなに伸縮しない。
(したら、縁から外れて役に立たない)
 
一度装備したら、コッフェルから外せなくなることが判明しました。
不味すぎる。普通の鍋として使う際には、上のワイヤーがブラブラと。
垂れ下がったら、火にあたって熱を持ち、容易に手に絡んで火傷するよ。。

単純にするために横のワイヤーはぴっちりと作るつもりでしたが。
取り外しする工夫が必要だと判明。
フックみたいなもので繋ぐ必要がありますね。